【作品名】Quo mea filius
【作者名】シャーリーン
【ジャンル】短編ループノベル
【クリア時間(大体)】１０分
【備考】
＞＞DL＜＜

【感想】
西洋風の絵は雰囲気が出てて良いが、その後のノベルパートの部分で現実に一気に引き戻されるような感じがしてしまうのが残念。
救いのない内容なので苦手な人はスルーして～と作者は言ってるが自分はそれ程重々しいとは思わなかった。
そこまで残酷なわけではないと思う。
選択肢を選んでこのゲームは展開していくのだが、途中には選びにくい選択肢が多数配置されているため
繰り返しを苦痛と感じる人は途中で投げ出してしまう可能性が高いかもしれない。
BADを選んだ時に反応が違うと継続するやる気が出てよかったかもしれない。
なんといってもこのゲームの肝はその仕掛けにあるだろう。
その仕掛け上ここで記述する事は避けるが、ゲームという特性をうまく生かした仕掛けになっていて、
エンドレスループなのも頷ける。
しかし前述した通りクリアまでに投げてしまう人もいるだろうと考えると残念。
何か繰り返しを苦痛に感じさせないような仕掛けがあればより良い作品になっただろう。
難易度は高くなく根気さえあれば結末は見れる。
ただしそこに救いはない……